交通事故サポートよくある質問(Q&A)

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  3. 頚椎捻挫(むち打ち)・腰椎捻挫
  4. 【むち打ち・頚椎捻挫】スパーリングテスト(Spurling test)って何ですか?

アウル東京法律事務所で、交通事故や事務所全般に関することでよくご質問(相談)を受ける内容とその回答です。

頚椎捻挫(むち打ち)・腰椎捻挫【むち打ち・頚椎捻挫】スパーリングテスト(Spurling test)って何ですか?


【ご質問】


スパーリングテストって何ですか?


【ご回答】


スパーリングテストとは、頚椎に関する神経学的検査の一種です。

むち打ち(頚椎捻挫)等で、神経根障害が疑われる場合に、実施されることがあります。

このほかの神経根症状誘発テストとしては、ジャクソンテストも考えられます。


スパーリングテストの概要

まずは、患者さんがイス等に座ります。

医師が後ろから、患者の頭をつかみ、痛みやしびれが出ている側に傾け、同時に後屈して圧迫していきます。

これで、その神経根の支配領域に、痛みやしびれが出れば、スパーリングテストは陽性ということになります。


後遺障害診断書に書いてある、スパーリングテストの+や-ってどういう意味?

+は陽性(反応あり)、-は陰性(反応なし)です。


スパーリングテストの結果は重要?

痛いかどうか、しびれがあるかどうかは、患者さんの自己申告になります。

そのため、嘘をついて、本当は痛みやしびれがないのに、痛みやしびれがあると申告すれば、陽性となってしまいます。

嘘をつけばごまかせるので、この検査単体では、それほど重要とまでは言えないと考えられますが、一般的に行われることが多いと考えられる検査です。

また、他の、ごまかしようのない検査(たとえば深部腱反射)と合わさることにより、医学的な説明または証明に、説得力がうまれますので、指や腕にしびれ感があるなど、神経根障害が疑われる場合には、受けておいたほうが良いでしょう。


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