交通事故サポートよくある質問(Q&A)

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  3. 頚椎捻挫(むち打ち)・腰椎捻挫
  4. 【むち打ち・後遺障害】チネル徴候(ティネル徴候・Tinel徴候)とは何ですか?

アウル東京法律事務所で、交通事故や事務所全般に関することでよくご質問(相談)を受ける内容とその回答です。

頚椎捻挫(むち打ち)・腰椎捻挫【むち打ち・後遺障害】チネル徴候(ティネル徴候・Tinel徴候)とは何ですか?


【ご質問】


チネル徴候(ティネル徴候・Tinel徴候)とは何ですか?


【ご回答】


神経線維の再生過程でみられる徴候です(詳細は以下のとおり)。

むち打ちや頚椎捻挫で、腕神経叢部のチネル徴候が陽性となった場合には、外傷性胸郭出口症候群(TCS)の疑いがあります。


チネル徴候とは

神経線維は、交通事故による外傷などで傷つくと再生していきます。

神経の軸索は、通常、髄鞘(ミリエン鞘)というもので包まれています(全部分ではありませんが)。

傷ついた神経線維が再生する際、まずは軸索ができて、その上を髄鞘が覆うものと考えられます。

すると、再生していく軸索の先端部は、まだ髄鞘に覆われていないので、軽い刺激でも痛みを感じることがあります。

これが時間の経過とともに、末梢部分へと移行する現象をチネル徴候といいます。


チネル徴候が陽性の場合、外傷性胸郭出口症候群の疑いあり

腕神経叢部で、チネル徴候が陽性となった場合、痛みやしびれの原因が、外傷性胸郭出口症候群である可能性が考えられます。

とくに、尺骨神経(肘部管)、正中神経(手根管)、橈骨神経(上腕骨外上顆部)にチネル徴候が認められることが多いようです(遠藤健司『むち打ち損傷ハンドブック第2版』87頁参照)。


外傷性胸郭出口症候群が疑われる場合には、誘発テストを

チネル徴候が陽性で、外傷性胸郭出口症候群が疑われる場合には、アドソンテストやルーステストなど、胸郭出口症候群の誘発テストを行うと良いでしょう。

これらのテストでも陽性となった場合には、後遺障害の等級認定の際に有用な資料として用いることができるでしょう。


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