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アウル東京法律事務所に所属する弁護士等のブログです。交通事故に関することや事務所全般のお知らせ等があります。

2015.01.14交通事故について賃貸住宅に住んでる方は、火災保険に弁護士費用特約がついていないか確認しよう


まとめると


・エース損保のリビングプロテクト総合保険(火災保険)では、弁護士費用特約が自動付帯になっている

・リビングプロテクト総合保険は、賃貸住宅入居者専用保険

・自動付帯になっているので、気づかない可能性がある。賃貸住宅に入居されている被害者の方は、火災保険も確認しよう

・たとえば、エイブルは、リビングプロテクト総合保険の代理店業務をしている


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弁護士費用特約は見逃しがち


交通事故の被害にあった際、弁護士に相談・依頼する費用の全部または一部をまかなえる弁護士費用特約は、非常に便利なものとなります。

ただ、この弁護士費用特約については、ついつい見逃しがちです。

とくに、家族(別居している親族のものでも使える場合がある)の保険が使える可能性について、お気づきになっていない方は多いのではないでしょうか。


賃貸住宅に住んでいる人も要注意


本記事では、賃貸住宅に住まわれている人は、ご自身の火災保険も確認するようおすすめします。

なぜなら、自身の火災保険に弁護士費用特約がついていることは、見逃されやすいからです。

その理由の一つとしては、弁護士費用特約に入っていること自体は知っていても、火災保険と交通事故とは関係ないから、どうせ使えないだろう、という思い込みが挙げられます。


弁護士費用特約が自動付帯になっている可能性


弁護士費用特約は、文字通り特約ですので、保険本来の目的となることは少ないです(もっとも、最近では弁護士費用保険という商品もありますが)。

弁護士費用特約は、無料でついてくるものではなく、オプションとして選択する形のものが多いと思われます(したがって、保険料月100円プラスなど)。

オプションとして、弁護士費用特約を選択している場合には、その存在に気づきやすいと言えるでしょう(意識的に選択しているため)。

しかしながら、一部の保険には、弁護士費用特約が自動付帯特約となっているものがあります。


エース保険のリビングプロテクト総合保険


エース保険のリビングプロテクト総合保険がその一つです。

この保険は、賃貸住宅入居者専用保険で、事故被害者弁護士費用補償特約が自動付帯になっていますので、そもそも、この特約の存在に気づかない可能性が高いと考えられます。

補償内容は、1契約年度につき100万円限度と限られていますが、それでも、100万円も弁護士費用を保険でまかなえると考えれば、弁護士に依頼するにあたって、非常に心強い保険となるでしょう。


エイブルでお部屋探しをした方も注意?


大手不動産会社であるエイブルでは、このリビングプロテクト総合保険の代理店業務をされているようです

エイブルに仲介を依頼したからといって、必ず、リビングプロテクト総合保険になっているとは言えないのではないかとは思いますが、それでも、確認してみてはいかがでしょうか。


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